今や、糸島の冬と言えば「カキ小屋」
これも、もう昨年のお話になってしまいましたが(ブログ更新遅い~)、昨年末、夫の兄が関西から遊びにきました。
義兄の職場に福岡出身の方がいて、帰省するから、糸島へ行かれるのなら一緒にカキ小屋に行きましょう~と誘われたそうで、私たち楽楽夫婦も便乗させてもらいました。
近くに住んでるほど、いつでも行けると思うからか、なかなか行けないもので、前回カキ小屋に行ってから3年ぶり。
(前回の様子は以前のアメブロに書いていますので、よろしければご覧ください。 ⇒ http://ameblo.jp/rakurakumom/entry-11727635158.html )
今では、糸島と言えば焼きカキと言われるくらい有名になり、カキ小屋での食事を組み込んだ糸島ツアーまであるほどになりましたが、
私たちが福岡に引っ越してきた、15年前くらいには、まだ糸島にカキ小屋はほとんどなく、唐津に向かう道路沿いにポツンと建っているくらいで、
おいしいのかどうかもわからず入ってみようとも思いませんでした。(情報もなかった。)
岐志漁港ではカキの販売はしていて、関西の実家に殻つき牡蠣を宅配便で送ってあげたりはできたけれど、その場で焼いて食べさせるお店はまだありませんでした。
それが、いつごろからかあれよあれよとお店が増え続け、今や岐志漁港だけで13軒、
糸島全体で約30軒もあるそうです。
福吉漁港(4軒)
深江漁港(1軒)
加布里漁港(2軒)
船越漁港(8軒)
岐志漁港(13軒)
http://www.foitoshima.jf-net.ne.jp/index.htm (糸島漁業協同組合ホームページより)
カキはどのお店でも1キロ1,000円と決められているのですが、その他のお料理などが、それぞれのお店で特色があるので、あちこち食べ比べてみるのもいいですね。
初めてなら、まずはどのお店でもいいと思います。
下に記したサイトが一軒一軒詳しく特色を書いてくれていてわかりやすかったので、参考にされてはいかがでしょうか。
http://www.fukuoka-now.com/ja/2016/10/itoshima-kakigoya-oyster-hut-guide/
今回私たちは、義兄の後輩さんのお勧めのカキ小屋、岐志漁港の「のぶりん」さん前で現地集合。
12月30日なんて年末にカキ小屋やってるのかしら?なんて思っていましたが、やってるどころか、駐車場も満杯。
カキ小屋人気、すごいですね。
まあ、実際おいしいですからね~。人気なのもわかります。
カキ1キロがどこのお店に入っても1,000円と決まっているので、安心だし、安いし。
そして、もう有名だと思いますが、焼き物以外は持ち込みOKというシステムも自由でうれしい。
今回私たちも電話で確認を取って、飲み物や巻寿司、おにぎりなど持ち込みました。
私はカキは焼いてそのまま食べるのが好きですが、マイポン酢やマイ醤油など調味料の持ち込みもOK。
知り合いなんかレモン、バジルソースやオリーブオイルなど持ち込んで洋風にいただいたりもしているそうですので、焼きカキだけでも工夫次第でいろいろと楽しめそうです。
そしてシャンパンも持ち込んでるらしい。オシャレ~ですな。
(お店によっては多少きまりがあるかもしれないので、事前に確認されるほうが無難です。)
カキ小屋に行くときはあまりいい服は着て行かない方が無難です。
炭火の灰がフワフワ飛んでくるし、カキも突然爆ぜます。
だいたいどこのカキ小屋でもジャンパーやエプロンなど貸し出してくれますが、髪に灰がつくのは避けられません。
あと、カキを扱うのに軍手を貸し出してくれますが、カキの殻から出てくる熱い汁が軍手に滲みるのでやけどに注意して下さい。
さて、後輩さんご一家5人と、義兄と私たち夫婦の計8人で、年末の焼きカキパーティの始まり~。
後輩さんのところの小さなお子さんたち、カキ食べれるのかな?苦手じゃないのかなと心配してたのですが、帰省のたびに家族でカキ食べに来るらしくて、大好きみたい。バクバク食べてました。
どうりで後輩さん手馴れてて、焼くのもお上手なので、もうお任せしちゃいました。
めずらしく楽楽夫がハンドルキーパーを買って出てくれたので、この日は私がお酒を飲ませてもらいましたよ。
後輩さん、ジャンジャン焼いてくれます。(ありがとうございました。)
私、何もしなくてワイン飲めてうれしい~!最高!
たまにはいいよね~~ヽ(^o^)丿
カキ、一夜干しのイカ、さざえ、ホタテ貝を焼き、牡蠣めし、牡蠣汁、牡蠣ピザ、しらす丼、ビール、コーラをみんなでたっぷりいただいて、お会計は10000円ちょっとでした。
(巻きずし、いなりずし、焼酎、ワイン、お茶 は家にあったものを持ち込みました)
8人でさんざん楽しんで・・・だからお安いですよね。持ち込みができる分リーズナブルだし、お酒も自分の好きなもの飲めるし。
と、えらそうに言ってますが、結局義兄にゴチになったのですが~~(笑)おごちそうさまでした。
「のぶりん」さんの貸し出しジャンパー。
背中のイラストはオーナーさんのお顔かな?のぶりんさん?
なかなかインパクトのあるイラストです。
イラスト通りのお顔なのか、お会いしたかったけどこの日はいらっしゃらないみたいでした。
後輩さんご一家とはお別れして、食事の後は岐志漁港をブラリ。
この日は最高のお天気。
なんか、太陽も、うまく言えないけど普通じゃない感じじゃないですか?神々しい。
気持ちいいな~。海はいいね~。
皆さんが糸島にやってくる気持ちがわかるような。
そのあと海岸線をドライブして、いまだ行ったことがなかった、 「パームビーチ ザ・ガーデンズ」 (http://fukuoka-touch.net/palmbeachthegardens ) へ。
沈みゆく夕日。
ここ、日本じゃないみたいですね。
この海、日本海ですけど(笑)
荒波の日本海のイメージがない!
糸島は夕日がきれいなんです。
夕日が見られる時間帯に滞在できるように予定を組んで下さいね。
一日の疲れが吹き飛ぶような、自然と感謝の気持ちがわいてくるような夕日です。
日本有数の大都市福岡市から車で30~40分で行くことができる糸島。
休日にゆっくり起きて、それから出発してもおいしいものを食べて、きれいな海と夕日を見て帰ってこられる。
この距離感なのに、自然があって、のんびりした時間の流れ方の空間があって、新鮮でおいしいものがいっぱい。
だから糸島はたくさんの方に愛されてるんでしょうね。