楽楽を始めた頃、「小麦ってどうやってできるのだろう?」という単純な興味から手撒きで小麦作りを始めました。そんな時、糸島で農薬・化学肥料を使わず小麦を長年栽培している中島さんに出会い、指導を受け、驚くほど美味しい小麦に出来上がりました。
「この小麦を楽楽のパン作りに使いたい!」と思うようになり試行錯誤していましたが、自分で栽培することに質・量ともに限界を感じ、中島さんと相談し契約栽培していただけることになりました。
また製粉会社の小ロット施設の新設で、他の粉と混じることなく楽楽専用の質の良い強力粉が出来ました。
こうして私たちの夢「楽楽っ粉・伊都のみのり」がついに完成しました!
将来は収穫量を増やし楽楽の全てのパンを楽楽っ粉で作りたいと思っています。
九州糸島の大地で育った安心、安全で他にはない味わい深い小麦本来の香り、美味しさをお楽しみください。 ご家庭のパンづくりにも、ぜひご利用ください。
楽楽っ粉 伊都のみのりができるまで
硬質小麦ミナミノカオリを使用 香りが良くモチモチしたなめらかな食感が特徴です
① 11月~12月
11月中旬から12月にかけて畝を立てながら蒔いていきます
② 1月~3月
麦踏みと土入れ 鶏糞肥料まき
麦踏み 麦の茎や葉を踏みつける「麦踏み」で茎が太くなり根から生える茎の本数も増えます
「土入れ」は土を麦の上からかぶせ、成長の悪い茎の発生を抑え穂の生育を一定にすることで
収穫量も増加します 鶏糞をまき発育を促します
③ 5月~6月収穫
5月に入り穂が徐々に色づき始め、黄金色よりも少し茶色に近い色になり、5月下旬~6月上旬にかけてコンバインで収穫します
④6月乾燥 冷蔵
収穫されたミナミノカオリは中島さん宅の独自の乾燥機で乾燥します
そして農協を経由して製粉会社の冷蔵庫で保管されます
⑤ 秋以降
製粉会社の独自の小ロット製法で楽楽っ粉 伊都のみのりとなります
楽楽っ粉とブランパン
楽楽っ粉ができたことで同時におのずと自家製ブラン(ふすま)ができました
ご承知の通り、玄米は白米より栄養的にも優れていますが小麦もブランの部分にビタミン ミネラル 食物繊維などの栄養がたくさん詰まっています
残念なことに通常は小麦粉に精製する際にブラン(ふすま)と胚芽は取り除かれてしまいます
楽楽では、さらに栄養的に優れたパンを提供するために、このブラン(ふすま)と胚芽を活用したブランパンをつくり、また、ブラン自体も購入できるように企画しました。
ご自身のパンづくりお菓子づくりなどにご活用下さい!!